第4章 ルビコン計画
そのころ、バーニィは、ミーシャ、ガルシアと合流し、税関処理をしていた。
「いやー、まいったな…。酷いもんだよ、外は相棒がやられちまってさ、悪いけど運び出してくれよ。」
バーニィはポリポリと頭をかいた。
「パスポートと入港許可証。」
バーニィは偽のパスポートと入港許可証を渡した。
「リーアの政府は、もうちょっとしっかりしてくれないと困るんだよね…。領空内でMSにドンパチやられたんじゃあね、こっちは商売になんないよ。」
「氏名および登録番号。」
税関職員は、バーニィの事を少し疑っているようだ。