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君の隣で

第10章 大好きだよ


「そうか、座れよ。食おうぜ。」

バーニィはハンバーガーの包みを広げた。

「うん…。」

しかしアリシアは食べようとしない。

「どうしたんだよ、お前らしくないな?」

するとアリシアは静かに言った。

「ねえバーニィ、人間って簡単に死んじゃうんだね…。」

「またそんな話か、もう考えるな。」

「でも…。」

アリシアはすぐ後ろにあるシュタイナーの墓をちらりと見た。
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