第17章 最終章〜bitter&sweet1〜
「瑠璃…貴女を愛しく思っていた。
ずっと前から…
そして貴女を再び抱きたいと…」
「春日局様…うれしいです。
私もお慕いしています…」
心のままに喜びを伝える瑠璃が
春日局の顔に時折浮かぶ
苦悶の表情に気付くはずも無い…
それを気取られるのを恐れる
かのように…激しく瑠璃を抱いた。
帯を解かれ一糸まとわぬ姿となった
瑠璃を見て、同じく素肌を晒した
春日局はごくりと喉を鳴らす…
「貴女の背中は美しかったな…
ずっと着物の上からしか
見ることが叶わなかったからな。」
そう言って瑠璃の身体をうつ伏せに
すると、丹念に舌を這わせた。
「っあぁ…そこは…んっ…あぁん…」
春日局の舌が臀部にまで達すると
その動きがぴたりと止まった。