第2章 皆でかき氷
「ほら、シンタロー。早く、かき氷作れ」
キド…。言い過ぎだよ…。
ってか、まだ私の番まわってこないんだけど…。
「疲れた…」
っておいっ!シンタロー、休んでんじゃねー!!
「自分で回そう」
うおっ!?意外に上手いんだけどー…。
ヤバイ、もしかしたら、かき氷職人になれんじゃ…。
「勝手に妄想すんなや」
シンタローのバカヤロー!
「でも、ちゃんの作ったかき氷…美味しい」
ほら、キタ−−−−−!!!!
やっぱり、作り方が違うんだよシンタローとは。
「勝ったね」
「あ?お前と勝負したつもりねーよ!」
「2人とも熱いから、黙ってて!」
モモに叱られた…。