第12章 *秋になってもお祭り騒ぎ!?*
「俺…もうムリ…」
隣からそんな声が聞こえてきたから、隣を見たんだけど…。
シンタローが、泣きながらかき氷器を回していました…(笑)
またまたオエゲロかき氷だね…。けど…。
リアルに具合悪そう…
「皆!!」
私がそう言うと、皆がこっちを見た。
私は、人目を気にせず、シンタローを心配してこう言った。
「具合悪そうな人が出たから、お店たたもう!!」
皆、最初は驚いてたけど…シンタローの様子を見て、了承した。
「今回は…53260円くらいかな?」
カノが、お金の計算をしています。
あぁ…シンタロー大丈夫かな…
シンタローは、ただいま治療室で手当てを受けています。はい。
…ふぇ?
シンタローの事、好きなんじゃないの?って…
そそそ、そんなわけはありませんですよ!?はははっ!
「兄ちゃんの事、気になる?」
「はひゃっ!?」
いきなり、モモちゃんに声をかけられた。
びび…びっくりして、心臓が口から飛び出そうになったよ…(泣)
「その反応は、図星だね♪」
「何がだ?」
「きゃっ!?」
神様…助けてくださいよ…
(/≧◇≦\)