第8章 ～１１月～

色々あったけれど、１１月になった。
季節は秋。


準優勝を果たしたわたし達は、みんなで打ち上げをやった。
そのとき、渡部くんは必死に謝ってくれた。


７人でも打ち上げをやった。
はっきり言って、そっちの方が楽しかったのだけれど、それは内緒。


学園には紅葉が綺麗に咲いている。
若干散ってきてるけど。


そろそろ本格的に、ダンスパーティーのための準備が始まってきた。
ダンスホールは立ち入り禁止になっている。


３年の先輩たちに告白する生徒が増えた。
３年の先輩たちからも告白されている様子がよく見られる。


そんな中、私は翔先輩と初めてデートをすることになった。