第3章 ~6月~
「……………………………」
どうしよう。
予測してたものと全然違って、しかもデートだ。櫻井先輩と。
翔「ダメかな?」
「いえ、その……………。」
翔「やっぱ、俺じゃダメか……………。」
「……………………?」
翔「#NAME1#ちゃんってにののこと、好きでしょ?」
え?何言ってるのこの人。
私は誰も興味ありませんけど。
それに………………少し櫻井先輩に惹かれてたのに。
やっぱり、違ったみたい。
「いえ別に、二宮先輩のこと好きじゃありません。
いいですよ………………行っても……」
翔「ホントに?」
「はい。」
翔「ありがとう。じゃあ、みんな誘っておくね!」
「え?あ、はい。」
翔「2人って言えば、来てくれるかなと思って、ごめんね嘘ついて。」
「いえ…………………。」
良かった。
2人なんて絶対無理!
でも、皆ってあの5人だよね?
はあ、今年は忙しくなりそうだ。
とりあえず、明日から7月。