第3章 ～６月～

今日は櫻井先輩の家で、勉強会をすることになった。


テストまでの１週間、私たち７人の家をそれぞれ回って勉強会を開くみたいだ。
(みんな一人暮らしという設定です。)


皆「お邪魔しまーす！」


櫻井先輩の家は、新聞、雑誌、本とかでいっぱいの部屋だ。
さすが、学年１位だけのことはあると私は思った。


翔「まあ、テキトーに座って。」


雅紀「じゃあ、俺、佐姫の隣！」


私は櫻井先輩と二宮先輩の間に座らされた。
まあ、別にどこでもいいんだけど。