第8章 ~11月~
翔「もう、いいって言ったのに。」
「そういうわけにはいきません。
それに、今日はすっごく楽しみにしてたんですよ?」
翔「だから、また埋め合わせするって。」
「………………今日じゃなくてもいいんですか?」
翔「…………………それは…………。」
「じゃあ、どうして今日にしたんですか?」
翔「…………………誕生日だったから。
………………………………#NAME1#の。」
「だから、今日は先輩と一緒にいます!」
翔「#NAME1#……………………。」
「それに…………………私、先輩のこと、放っておけませんから。」
翔「…………わかった。」
「じゃあ、寝ててください。
先輩、食欲ありますか?」
翔「うん。まあ。一応。」
「うーん、わかりました。
じゃあ、なにか作ってきます。」