第6章 傷つく仲間
「獄寺君!?」
急いで皆と、グラウンドに向かった。
学校の皆が、避難している。
泣き叫ぶ人もいれば、笑って見てる奴もいる。
グラウンドにつくと、倒れている隼人を見つけた。
「獄寺!!大丈夫…じゃねーな」
普段笑ってる武でさえ、深刻な顔をしている。
それほど、ヤバイんだろう。
「じゅ、だい…め…。アイツ……」
隼人は、空を指さして気を失った。
隼人はかなりボロボロだった。
空を見上げると、人がいた。
「アイツが、リゾーネファミリー…嵐属性のユーリ・クレス」
隼人を傷つけたやつ。