• テキストサイズ

大好きだから…(長編小説)

第5章 裏切り者?


「一旦、学校のグラウンドにいくぞ」


そのリボーンの一言で、ツナんちを出ることになった。



*グラウンド*




またしても沈黙が訪れる。
それを破ったのは、魅月だった。


「……ふふっ」


「何がおかしい」


隼人が、魅月にそう言う。



「ハハハハハッ」


魅月は、狂ったように笑い始めた。
壊れたように笑う。



「こんなに早くバレるなんて…。」


待って……。裏切ったのに、何でそんなに悲しい顔をするのよ。
何で泣きそうな顔をするの?



「……じゃない」


「どうしたの?黒唖…」


「魅月は、裏切り者じゃないっ!!」


僕は、そう叫んでた。



「なっ!?…てめえ、コイツは裏切り者だろ!」


「そうだよ?私は…」


「ならっ!」


「「っ!?」」


皆驚いている。魅月も。



「なら、何でそんなに悲しい顔をするのよ!!何で泣きそうな顔をするのっ!?」


「してないよ…してないっ!」


バッ!!



魅月は、そういって何処かへいった。



「アイツ!!…飛べるのかっ!?」


「たぶん、死ぬ気の炎を使って飛んでんだ」


魅月……。





/ 32ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp