第1章 僕らの出逢い
「今日もたのしかったなぁ」
のんきに帰ってるのは、僕、黒唖。
鷹凪中学の2年生。
「疲れた…。ただいまぁ」
玄関に入るなり、僕は驚いた。
だって…………。
「お父さん、それ……」
お父さんが、辞職の紙をもっていたから。
「すまん。リボーンに呼び出されてな…」
リボーンさんは、僕のお父さんの知り合いなんだ。
本当はお父さん、マフィアっていう危険な仕事してるの。
だけど、僕を守るために学校の先生をやってた。
「手紙、なんて書いてあるの?」
僕は思わずきいてしまった。
「いやぁ、並中に転勤してこいって…」
嘘でしょ……。
「えぇぇえぇっ!?」
ということで、並盛に行くことになりました。