第1章 部活【影山飛雄】
___バシッ
体育館に響く、バレーボールの音。
『飛雄、もう真っ暗だよ?』
影「あ?もうそんな時間か」
彼氏の飛雄は、部活が終わった後もいつも居残り練をしている。
『先輩達も行っちゃったし、私たちも行こ?』
影「おう、ちょっと待ってろ」
飛雄がバレーボールをカゴへと戻し、倉庫へしまう。
『じゃあ、行こっか!』
そう言って立ち上がったとき、つるりと滑って転びそうになる。
影「危ないっ!」
____ドサッ
目を開けてみると、目の前には飛雄の顔。
そして、背中にはヒンヤリとした床の感触。
『と、飛雄っごめ…』
そう言って急いで飛雄の下からどこうとした時
___ドンッ
飛雄の手によってそれが遮られた。
『っ…飛雄??//』
これは世に言う床ドンですか!?
そんな事を考えていたら突然飛雄が私の耳元で囁いた。
影「...お前のその顔、最高にそそる」
___chu
顔が近づいてきた、と思った瞬間、柔らかいものが私の唇に触れた。
『っえ!?//』
影「…やっぱお前可愛いな」
微笑みながらそういって彼はもう一度私に優しくキスをした。
澤「お前ら…遅いと思って来てみれば…」
菅「ヒュー(棒読み」
月「だいたーん(棒読み」
山&東「……っ////」
日「あぁーーっ!!何やってんだ影山!!!」
田&西「「クソッ…リア充め…!!」」
…皆にみられていました(笑)