第7章 大雨【菅原考支】
『スガ…寒いー助けて』
菅「何してんだ(呆」
突然の雨だった。
私の体は、びしょ濡れ状態。
菅「今日、親いないんだけど?」
『そーなんだ…なんか悪いし帰るよ』
そう言って、出ようとドアに手をかける
グイッ
瞬間、腕を引っ張られそのままスガの部屋へ直行した
菅「俺的には好都合だべ」
『そっか、じゃあお邪魔します』
意味深な言葉を残して、
スガは下へ降りていった。
菅「ほら、ホットミルクでも飲むべ」
『わー、ありがと!!』
菅「あー…やっぱダメ」
『え!?』
飲む寸前でコップを取り上げられ、無意識に頬を膨らます
菅「誘ってるの?…そんなに濡れて男の部屋に来るとかさ」
『そ、そーいうつもりじゃないよ!?//』
菅「じゃあ…そーいう行動すんなよ」
スガは私から顔をそらすと、
ホットミルクを勢いよく飲んだ
『スガ…?…あのさ…』
ガタンッ
言葉を言う前に、スガが覆い被さった
『ん。…っ…ゴクン、ひゃ//』
口移しで入ってきたのは、生温かいホットミルクだった
ポタポタと何滴かが床に落ちる
菅「味の感想…聞かせて?」
『っ…スガが…積極的…!?』
菅「」