第35章 -冬シチュ三部作③-(青峰/宮地/木吉)
-おまけ①-
「すみれ、飲むか?」
「うん。ノド渇いたな。」
ん…っとすみれが
起き上がろうとするので、
すみれの背中を支えた。
…っ⁈
寝ていたからか、
すみれのパジャマの胸元のボタンが
2つ取れていて、ピンクのパジャマから、
色白の…すみれの柔らかな胸がのぞいていた。
思わずそのまますみれの胸元を
凝視してしまう。
「…っ⁈大輝っ‼︎」
「いて…っ‼︎」
オレの視線に気づいたすみれが
オレの顔をムギュッと押し返すが、
すみれに押し返されたって、
どーってことない。
かまわずすみれの胸元に手を伸ばす。
「やっ…」
すみれのヤツ、ノーブラか⁈
思ってた以上にふにゅんと柔らかかった
すみれの胸…。
「すみれ…でかくなったか?」
「へ…変な言い方しないで‼︎
ってゆうか、いつまで触ってるの⁈」
「さぁなぁ?」
やべ…すみれのヤツ…
そのままパジャマの奥に手を滑らせる。
「やっ…大輝…っ…ぃゃ…っ…‼︎」
…‼︎
「…わりぃ。」
すみれの反応に我に返り、
すみれの胸から手をはなした。
「…悪かったな。」
もう一度すみれに謝ってから、
すみれのパジャマのボタンを止める。
直接触れたすみれの素肌は、
熱が下がってきていたとはいえ、
まだ少しほてっていたから。
すみれが風邪で辛いって時に、
オレは何やってんだか…。
すみれは怒ってるのか、黙ったままだ。
お互い無言になってしまったが、
暫くしてすみれが口を開いた。
「キスしてくれたら、許してあげる。」
「は⁈」
キスならぜんぜんしてぇんだけど。
「風邪ひいてるから…
ガマンしてたんだから‼︎」
そう言いながら、
すみれはまた顔を布団で隠す。
「んなこと、ガマンすんじゃねーよ。」
バサッ…
…チュ。
オレはすみれの布団をめくり、
すみれにキスをした。
つぅか、可愛いこと言ってんじゃねーよ。
「おまえの風邪なら、
いくらでももらってやるから…
キスくらいさせとけ。」
---End---