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【ハイキュー!!】〜もう一つのstory〜

第41章 ドSの大王様 〈及川徹〉


*朱鳥

体育館外で待ってると
ぞろぞろとバレー部が出てきた。


花「あれ?黒羽じゃん。
及川待ってんの?」


とそこに
岩泉先輩、花巻先輩、松川先輩に
声をかけられた。

「あ!は、はい。部活終わったら一緒に帰るように言われていて。」



岩「あいつ今、コーチに呼び出されているんだよ。」

松「まぁーもうすぐ来るとは思うんだけど……。」



そんな話をしているのと


徹「朱鳥。お待たせ。さ、行くよ。
じゃ、皆お先に〜!」


とやって来て
私の手を引いて歩き出した。









「ちょ……及川先輩、歩くの早いです…!」

帰り道を歩く先輩の歩く速さは速くて手を引っ張られているけど付いていくのが、やっとだった。

いつもなら私の歩く速さに合わせてくれるのに…。

だから聞いてみたのに

先輩は黙ったままだった。



少し人通りが少ないところに来て

「……も、もしかして怒ってます…?」
と尋ねたら

いきなり道の塀に手を付いて壁ドンされてしまった。

「っ!!」


徹「朱鳥さぁ
『俺以外の男と口聞くな』って俺が言ったの
覚えてる?」


ニコッと笑っているけど
私には目は笑ってないように見えた。

「え……あ。さっきのは
あっちから声かけられたし、バレー部の先輩だから………んっ!!」


言い訳を
しようとしたら
いきなり唇を奪われ、先輩の舌が入ってきた。

舌を絡められて呼吸が苦しくなってきたころ

先輩の唇が離れた。


徹「男は男でしょ?次口答えしたら今より
濃いキスするからね?」

「………う、うん。ごめんなさい」
(い、今よりって……。)



徹「あとさ、二人のときは名前で呼ぶように言ったよね?」

「あ!ご、ごめんなさい!徹先輩!」

「うん、わかってくれればいいんだよ♪
俺は朱鳥が好きなだけなんだから。」

と、
徹先輩は
優しく頭を撫でた。
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