第36章 好きになってくれるまで〈木兎光太郎〉
*赤葦
最近
木兎さんの調子がいい。
きっとそれは
あの人のおかげ。
木兎「おーい!!朱鳥!!!
見た見た!?俺スゴくねー!!?」
「うんすごいすごい!」
木兎さんの目線の先…には茶色いコートを来た女性がいた。
木葉「おい、赤葦…ずっと思ってたんだけどあの綺麗な人誰!?
ここ最近ずっと来てるけど…。」
赤「あぁ、あの人は
木兎さんの彼女さんらしいですよ。近くの女子大生みたいです。」
木葉「はぁ!?あいつ彼女出来たの!?
しかもあんな美人……。」
赤「1週間くらい前にナンパされてるのを助けたらすごいタイプみたいで、即告ったみたいですよ。」
木葉「マジかよ!?世の中不公平だ!!」
小「つーか良く出会ったばっかりの男と付き合ったあの子もすごいな…。」
赤「あーでも、絶対自分とこ好きにさせるからって若干無理矢理付き合ったみたいですよ…。」
木葉「…本当何でそうなるんだよ…」
呆れる先輩たち
まぁ木兎さんがすねるよりは
いいけど。