第29章 好きで貰える嬉しさ 〈日向翔陽〉
そのあと
翔陽が買ってきたプリンを食べて夏ちゃんは薬を飲んでまた寝てしまい、夏ちゃんを置いてはいけないので翔陽の家で勉強会を始めた。
「……翔陽……私のこと家で話してるんだ…。」
翔「へっ!?」
そう言うと一気に顔を赤くした。
「さっき夏ちゃんが言ってた。」
翔「…えっマ…マジ!?……うわ〜恥ずかしぃ…!!
だってずっとす…好きだった朱鳥とつ…付き合えるなんて嬉しくてつい…。あ…もしかして嫌だった!?」
ちょっと女子ぽいことを言っている翔陽を可愛いと思いながら私は首を横に振った。
「うんん……嬉しい…!!私、翔陽と付き合って良かった…!ありがと!!(チュ…)」
私は翔陽の頬にキスをした。
「っ!!!!?」
翔陽の顔はますます真っ赤になって固まっているのを見てクスッと少し笑ってしまった。
「これからもよろしくね!!」
翔「お…おうっ!!」
ー好きで貰える嬉しさー
END