第10章 俺の玩具
「ハァ…ン…!」
今朝私の部屋に来た総悟が、銀さんと歩いてる写真を出して、「これはなんですかぃ?あんたは俺の彼女だろ?」と言ってきた。
「たまたま会ったから、一緒に帰ってただけ」そう言っても信じて貰えなかった。総悟と別れるのは嫌…。必死に誤ったら、軽いお仕置きで許してくれると…。
で、お仕置き内容が…
総「24時間バイブ攻めでさぁ」
「……って!どこが軽いんだよ!」
動き出す時もあれば、動かない時もある。まぁ3分くらいだけど…
土「なに叫んでんだよレイ。」
後ろを振り返ると、書類を片手に持った土方さんが。
今の状況だと、一番会いたくない人…。
だってこの人鋭いんだもん!
「いえ別に…ファ!」
土「ん?なんだ?」
「すみません…ン…あくびで…す」
嫌なタイミングで動き出したバイブ。これはもしや…
土「仕事さぼんなよ」
「は~い…」
土方さんが行ったあと、辺りを見回す。
「あ!」
廊下の角の所で、総悟がリモコン片手に笑ってる…。
やっぱり今のは、土方さんにばれるようにとわざとやったのか…