第12章 振り向かせるから【及川 徹】
葵
「でも、何で打つんですか?」
及川
「もし俺がトスあげられない場面とかにあった時も困らないように」ニコッ
私はトスを上げる
それを及川先輩が打つ
葵
「トス、どうですか?」
及川
「全然!すごく上手だよ」ニコッ
葵
「………」
ーーーーーヒュッーーーーー
それからは、無言でやり続けた
ーーーーーキーンコーンカーンコーンーーーーー
昼休憩が終わる予令がなる
及川
「あっ!ごめんね、昼休憩潰しちゃって」
葵
「いえ、大丈夫です
いつも、1人ですから」
「……あ!今のはっ忘れてくださいっ!
では!」(ピュー
私は走っていった
うっかり、あんなことを口にするなんてーー