第35章 今日は魔法が使える日【二口 堅治】
午前の劇が終わり、次の公演時間まで2人で校内を歩いている
宣伝になるからって、衣装のまま放り出された
俺はオオカミ
彼女は赤ずきん
二口
「うわっ」
葵
「? どうしたの?」
鎌先
「おお!二口ー
って、なんだよお前!!そのカッコ!!」
茂庭
「オオカミ……か?」
鎌先
「お?…………二口おめー……
それは彼女か?」
葵
「あっ、ちg「そうですよー」えっΣ(・ω・ノ)ノ」
二口
「俺達ラブラブだし、主役なんですよー
鎌ち先輩……さみしいですね」
鎌先
「あ"ぁっ!
お前っ、メニュー増やすぞ!!」
二口
「哀しいですねぇ………
さぞかしこの2日間は孤独に耐えながら生きていくんですね……
さすが、鎌ち先輩漢ですね」
それじゃ、俺はこれでと言ってそこを去った
葵
「ちょっとー、あんな嘘すぐバレるけど?」
二口
「うーん
大丈夫大丈夫」
だって、本当にそうなるんだから