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【ハイキュー!!】夢の続き番外編☆

第3章 1夏の思い出【黒尾 鉄朗】


突然の事だった

30分前ーー


父の転勤で、宮城に1週間後引っ越すことになった

父だけ単身赴任すればいいのに、母は『家族は一緒にいるべきだ』なんて言うからーーー


あまりの急な出来事に、私はかなりのショックを受けた



「やだよ!!引っ越しなんて!!!
私、ずっとここに居たい!」



「ダメよ 決まったことなんだから
おとなしく、引っ越す準備しなさい」



「っ!…勝手だよ…
勝手すぎるよ!!!
私、引っ越さないからっ!!!!!」

ーーーーーバンッーーーーー


思い切りドアを開けて外へ飛び出した

遠くの方で母が呼ぶ声が聞こえたけど、お構いなしに走っていった


眼からは涙が溢れ、頬を滴り落ちていく

どこへ行くというあてもなく、ただひたすら走っていた



夕陽が

キレイだった
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