第8章 第四章「清水家の日常」NOside
ーー清水潔子の朝は早い。
忙しい両親と姉に代わって朝の家事全般は潔子の仕事である。
料理を作り出すと、タタタタと上から降りてくる音が聞こえる。
潔子(6:00……この時間なら……)
「潔ちゃん、おはよう。 今日は和食??」
潔子「おはよう。 よく眠れた? ーー朔良。」
6:00ーー海音寺朔良起床
「うん、普通… まぁいいや! 休日なのに早いね潔ちゃん!!!」
潔子(早く起きなきゃ 朔良も仕事だからね……… なんて言えないけど………)
ホントの姉妹のように仲が良い二人には年など関係がない。
学校では「清水さん」と他人行儀に呼んでいるが、家ではそんなことなく「潔ちゃん」と呼んでいる。
そんなこんなで6:30ーー