第4章 開始
そのあと、私は3人の試合を見て思っていたことを話してキャプテンと試合をした6人と何故かマネージャーの2人付きで問題点を解決した。
恐らく、6月にあるインターハイには先輩たちが居るから出られないだろうという訳で1年生に与えられた目標は、個人のレベルアップと広い視野を得られるような特訓。
広い視野を得るのは個人練習では難しいだろうからって、GW期間にあるらしい合宿で身に付ける練習をするみたい。いわゆる1年だけ別メニューってことかな?
「個人のレベルアップは今日から始めるとしようか!!まずは体力かな。ランニングコースを教えるついでに走るぞ!」
「「「おっす!!」」」
威勢のいい3人です。
「あ、マネージャーの生野と清水、先にアップしにいったのが帰ってくる頃だし、スポドリ準備してあげて!よろしく!!」
「はい!」
私と潔子はスポドリを準備するために水道のあるところに向った。
容器を濯いでいるとアップを終えた先輩たちが数人帰ってきたので急いで作り、全員の手に渡らせた。結構疲れるんですよ。この作業。
その後の練習もボールを拾ったりしてドタバタしていたら、気付けば外は暗くなっていた。
もちろん帰宅するときは孝支くんと澤村くんと東峰くんと一緒に♪
潔子は家が逆方向だから、校門でバイバイしました。