(ずっと引き篭もりニートをしていて、ばぁちゃんに心配ばかりかけていたから…。)
だから、自分はここで死んでしまうのだ。
仁美はそんな事を考えながら、こちらに歩いてくるヒミコに腰を抜かした
ヒミコちゃん
…………。
あっあのっ!殺さないで下さい!!
ポタポタ手から血が流れている光景を見ながら、仁美は懇願した。
スッと、ヒミコの手が仁美の頬に触れた。
血の匂いが、鼻の奥に充満した。
ヒミコちゃん
可愛いですねー💕名前なんて言うんですか?!💕
…………。
窓を割って部屋に入ってきた、狂気的な彼女は、屈託なのない笑顔で、目をキラキラさせながら仁美に聞いてきた。
……… 仁美…です…。
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