勝己
……なんかあったら、すぐ連絡しろよ。
仁美は、勝己との電話を切ると、パタっと腕を畳に置いた。 手からスマホが離れて、仁美はゆっくりと目を瞑った。
(……しばらく寝てなかったから…。)
急にきた眠気に、仁美はゆっくりと目を閉じた。
………
ーーガタンッ!
(……あれ?私、網戸のまま寝ちゃった?)
背後から物音がして、仁美は目を開けて背後を振り返った。
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