はぁ…はぁ…はぁ…。
まだ心臓がバクバクいっている。 殺されるかもしれなかった感覚に、仁美は頭が真っ白になった。
荼毘
…お前馬鹿だな…。
(!?2階なのに窓から?!)
閉めるなら、ちゃんと窓の鍵も閉めなきゃだし…。 逃げるなら外だろう。
平然と部屋に入ってくる荼毘に、腰が抜けそうになった。
お願い!殺さないで!
殺す?何で?
(さっき、死にかけたのよ!!)
はっ、殺さねぇよ。
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