(外に出るのは苦手だが…。)
揶揄う様に言う荼毘に、仁美は顔を真っ赤にして答えた。
……お金は?
(食べられたのは本当だけど、沢山買って来てくれたから、少しはお金を払わないと…。)
荼毘
ああ、そこの箪笥から抜き取った。
!!!
当たり前の様に言う荼毘に、仁美は呆然とした。
(…少し…ほんの少しだけ感謝したけど…。)
やっぱり、コイツらは悪だ。
仁美の頭が改めて認識した。
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