
弱っているウズラを、ヒミコも励ましたいのだと思った。
しかし、実際に出て来た言葉に、仁美は心臓が抉られる痛みを覚えた。
ヒミコちゃん
………このまま、ウズラが死んでいくのを見ているだけなんて出来ません…。
………。
ヒミコちゃん
なら今、私がウズラの血を吸います。
?!
そう言って仁美を見たヒミコの目は、もう覚悟を決めたヴィランの顔をしていた。
……ダメだよ…、渡さない…!
ヒミコちゃん
仁美ちゃん。何もしなくてもウズラが死んじゃうなら、私はウズラと1つになりたいです。
ヒミコのその感情は、もし仁美が自分から離れる位なら、彼女の血を全て吸って1つになりたい。
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