
結局、何もして貰えないで、ウズラは連れて帰るしか出来なかった。
帰り道は、2人で歩いて帰った。
………。
ヒミコちゃん
………。
(……弔が言った通りになった…。)
タオルで包んでいるウズラは、相変わらずグッタリとしている。
(………泣くな……。辛いのはウズラの方なんだから……。)
それでも出そうになる涙は、唇を噛み締めて我慢した。
ヒミコちゃん
…… 仁美ちゃん…。
ウズラを貸して下さい…。
ずっと続いていた沈黙を破ったのはヒミコだった。
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