5️⃣
:(;゙゚'ω゚'):
全く…悟にとんでもない話を聞かさらて、具合が悪くなった…。
仁美はスマホをベットに投げて、寝そべった。
「うっ!」
気分だけでなくて、吐き気が込み上げてきて反射的に体を起こした。
えづきながらベットから降りて、仁美はハタと思い立った。
最後に生理が来たのはいつだろう。
アレ?もしかして。
もしかしてが、確信に変わるのは一瞬だった。
仁美はお腹に手を当てた。
ああ私のお腹の中に、悟の子供が居るんだ。
そう分かった時に、涙が溢れた。
ずっと回帰を繰り返していて、諦めていた悟との子供。
ああ…本当にここに居るんだ。
早く悟に会いたいな…。
ああでも、悟は5分たたないと帰って来ないな…。
そういう男だから…悟は…。
「仁美大丈夫?!色々買ってきたよ!」
悟が寝室に入ってきて、仁美は体を起こした。
ベットに腰掛けて、悟は買ってきた物をベットの上に置いていく。
悟が買ってきた物を見て、仁美は目を見開いた。
「何が飲めるか分からないけど、炭酸水は買ってきた。
つわりの時に喉がスッキリするらしいよ。
後、食欲無くなっても口には入れようね。」
悟が用意しているのは病人看護用じゃない。
「気持ち悪くても口には何か入れようね。
吐いちゃってもちゃんと赤ちゃんには栄養いってるから気にさないでね。」
ゼリーやら、フルーツやら出してくる。
「……待って……。」
全然頭が追いつかない。
「待って!悟、私…。」
ぎゅっと悟の腕を掴んだ。
悟はそっと顔を上げて、仁美を見て微笑んだ。
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