幼なじみとはいえ、一緒に寝るのは何だか少し恥ずかしかった。
陽一
寝ないの?
えっ、寝るよ
陽一が布団に入ったのを見て、私も布団に入る。
落ち着くはずの布団が、全然落ち着かない……。
変な顔、ははは
人の顔みて笑わないでよ!
薄暗い部屋の中で、橙色の豆電球が相手の存在を教えてくれた。
虫の鳴き声やたまに通る車の音が耳に心地よかった。
怪談話でもする?
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