行ってきまーす
お母さん
ちとせ!お弁当!
忘れてた。行ってきます
行ってらっしゃい!
早く帰ってきなさいよ!
分かってるよ……
お母さんは私が高校三年生になっても、まるで子どものように接してくる。
お母さんを頭から離したいからか、自然とスマホに目を向ける。
まったく携帯ばっかり……
そう言うお母さんを無視して、玄関を出る。
クリックして次のテキストを表示
http://dream-novel.jp