うん……ごめんね
陽一
謝るなって
陽一の優しい笑顔に、安堵する……。
お父さん
なんだ?陽一くんか
どうも……
声が聞こえたのか、お父さんが玄関にやってきた。
俺は一人増えるだけって言ったんだけどな、向こうが離婚だって言ってな……
娘をよろしく頼むよ
……
無責任な言葉を吐いたお父さんは何も言わない陽一を見て、何か言いたげなまま部屋に戻った。
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