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余話余談。ーNARUTOー



211

角都

お前まさかそれが聞きたい一心でここまで話を拗らせたのか?そんなに暇なら外に行って草むしりでもして来い。

212

イタチ

生憎まだむしるほどの草は繁っていないのだ。

213

角都

…チェック済みか…。
本当に暇なのだな。イタチ。

214

イタチ

本当に暇なのだ、角都。

215

角都

なら鬼鮫のところへ行って奴に絡んで来い。全くあの鮫め。こんなときに面倒をみずして何の為の相方だ。

216

イタチ

鬼鮫は何を話してもすぐ説教モードに入るから面倒なのだ。糖尿の話ばかりするから気が滅入るし。あいつの前ではおちおち甘物も食っていられない。腹立たしい。

217

角都

…鬼鮫も苦労だな…。

218

イタチ

苦労なのは俺だ。アイツは最近口煩すぎる。何故夜中に甘物の隠れ食いなどしなければならないのだ。悲しくなってくる…。

219

角都

甘物ばかりでまともに飯も食わない、雨が降れば喜んで濡れに出る、場所を選ばず弟語りをして錯乱する、そんな真似ばかりするから口煩くされるのだ。夜中に隠れて甘物食いとか子供か、お前は。情けない。

220

イタチ

俺は子供ではない。イタチだ。

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