よしいです。コメントさせていただきます。


まず、中学生と思えないクオリティーに感心しました。
丁寧に書き込まれていますね。キャラ立ちもはっきりしてますし、ほんわか出来るお話でした。
ヒロインが心の中でノリツッコミみたいなことを叫んでる部分が大好きです(笑)
ところどころの表現を分かりやすくすると、もっと読みやすい物になると思います。



さて、改善点とのことですが、私からの提案は２点あります。
１つ目は好みも含まれますが、私はファンタジーにおいて、ある程度の理屈を求める人間なんですよ。
分かりやすい例ですとハガレンです。あれは等価交換の世界で、例えば土を金に錬成できるけど、少量の土から大量の金は無理で、少量の土からは少量の金しか作れないという「理屈」があります。

私がこのお話を読んで思ったのは、「このヒロイン、500年もの間どうやって生きてきたの？」ということです。

寝食は必要無いようですが、それでも少女の体で深夜徘徊していては、絶対補導されると思うんですよ。
江戸時代に実体化していたのなら、拉致されて吉原にでも売り飛ばされるんじゃないでしょうか(笑)
あと単純に、悪天候の時はどうしてたの？とか、服は変えなくていいの？とか
そういう「どうやって人間社会を生きてきたのか」という表記が、個人的には欲しかったです


２点目は、ヒロインの苦悩についてです。
おそらくヒロインは彼氏と出会うまでの500年間、孤独や苦労を繰り返してきたと思います。
作中には「あたしだけ年を取らない」ことに苦悩してましたが、それがどれだけヒロインにとって苦しいことなのか、あまり伝わってこなかったんですよね。
例えば「あたしは人間に化物呼ばわりされてきたけど、彼だけは受け入れてくれた。でもあたしが彼の隣にいたら、彼はロリコンの変質者扱いされるかも」のように、苦悩の実体験(過去)を織り交ぜたら、読者もヒロインの悲痛さを共感できて「ヒロイン頑張れ！」ってなれると思うんです。
もっとシリアス表現があったら、妖精設定も深みが増すのではないでしょうか？



ところでハガレンといえばなんですが、アル(鎧の子)も寝食いらない設定なんですよ。
そこで「深夜、誰も起きていない暗く静かな中を、１人ただ時間が過ぎるのを待つ辛さ」について描かれています。
参考にされるといいのではないでしょうか？

アイミィです☆コメントさせていただきます。

中学生でここまで書けるのは凄い！！の一言に尽きます。小説の終わり方が私好みだったりします(´∀｀*)


ヒロイン不老不死という設定で読んでいて高橋留美子先生の「人魚の森」を思い出しました。「人魚の森」の主人公も500年以上生きている不老不死なんですが、
現代（平成）に至るまでにいくつもの時代（戦国・江戸・明治・大正・昭和）を生き抜いてます。
それぞれの時代でいくつものショッキングな事件が起きています。かなりのグロなのでここではあえて書きませんが。
不老不死故に他人には理解できない永遠の孤独を味わっています。
また、周りの人々も不老不死の人に関わってしまって不幸な目にあったりしています。他にも不老不死の大先輩（見た目は子供でも中身がおじいちゃん）が登場したりとか。


改善点ですが

津宮さんのヒロインは見た目が12～3歳ということですので、子供の姿ですよね。
どの時代でも子供が一人で生活するのは困難かと思います。
人と全く関わらずに500年以上過ごせたとも考えにくいですし・・・
やはりヒロインが“500年間どうしていたのか”ですかね。

ヒロインの不老不死であるが故の苦悩や周りの人達の心情なんかを付け加えてこの小説を拡張したらすっごく面白い小説になると思います！！

≫芳椅魅憂さん

コメントありがとうございます。
お返事が遅くなり、申し訳ありません。

そのように作品を評価していただき、光栄です。
…私としては、中学生の作品なので、もっと辛口の評価が来るんじゃないかと緊張していました(笑)

また、改善点に関しても、丁寧な回答をありがとうございます。

ロリコンの部分がよかったです(笑)
いいですね、確かにあのヒロインならそういうふうに悩みそう…(笑)


ハガレンですか…確かに、アルも寝食いりませんね…
もう少し、研究して参考にしてみます。

ありがとうございます…！




≫アイミィさん

コメントありがとうございます。
そのように言ってくださり、中学生の私に「よかったな！」と言ってやりたいです(笑)
…終わり方は、多分深く考えていなかったと思います…


アイミィさんが仰られた「不老不死であるが故の苦悩や周りの人達の心情」が、確かに薄いなぁ、と思いました。
ご指摘ありがとうございます。


もっと、その部分を工夫してみたいと思います。

ありがとうございました！