第4章 約束
『んあっ…あっ…ンンッ…』
「くっ…ンな締めんなよ…イっちまうだろ…」
耳元で掠れた声で中也が囁く…
それだけでもお腹の奥がきゅんとしてしまう。
突き上げられる度に全身には甘い電流が流れ、もっともっとと快感を求める…
こんな感覚自体初めてで自分でもどうすればいいのか判らない。
強い快感に涙が自然と溢れ出した…
『ンあっ…///ちゅう、や…』
「泣くほど気持ち善いのか?」
ニヤリと笑い、私の瞳から流れる涙を舌で拭う中也…
言葉とは裏腹に壊れモノを扱うかのように優しく抱いてくれる中也に胸がいっぱいになっていた。
『ッぁあっ///そ、こ…やっ…んぁあっ///』
「はっ…嫌じゃねぇだろ…凄ぇ俺のを締め付けてくんじゃねぇか…」
ある一点を突かれた瞬間、今までにない快感が全身を襲った。
中也はそれを見逃さず、その一点に集中攻めする…
呼吸が浅くなり、全身は震える…
あまりの快感に逃げ出そうとするも…
「逃さねぇよ…もう二度と…」
中也の片手によって、私の両腕は一纏めにされシーツに縫い付けられる。
そして中也の身体が私の身体に重なり腰の動きはさらに激しさを増すのであった…
『ッんぁあ…あっ、ああっ…』
「くっ…白雪…好きだ…」
中也にぎゅっと抱き締められた。
私も好き…そう伝える代わりに解放された両腕を中也の背中に回した。
あまりの快感に言葉を出すことさえままらなかったから…