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奥まで愛して —お嬢様✖️溺愛執事—

第2章 完璧執事は高校生



「やっ、だぁああ!!離してはいせ、だめぇぇ!!」


上半身だけくねらせて。
横向いたままに両手で顔を隠して。
ハイセから逃げようとしても下半身がハイセの足で押さえ込まれて動けない。


「ふ、…………ぅ、ぁあ…………っ」



やばい。
駄目これ。
だめなやつ絶対。




イく。





頭がスパークしかけた、瞬間。






ずちゅん、て。




思い切り埋め込まれた。
重く苦しい、チカチカ星の舞うくらいの、強烈な、痛み。





に。




昇華間際だった身体は、一気にリセットされた。





「——————ッッ!!」





息が、出来なくて。
涙が溢れる。




「…………ごめん、限界だった」




涙を拭ってくれる親指が、熱い。
至近距離でかかる吐息が、熱を持つ。



「…………おまえ反応エロすぎ」



苦しい。
痛い。
おなか。
みっちりと、質量が埋め尽くされて。
涙が止まらない。
ああやっぱり。
この身体はハイセを、知らない。
知らないからこそ、こんなにもこの、行為に、身体が悲鳴をあげる。



「馴染むまで、このままにするから」


「…………っ」


「頼むから、このまま受け入れて」




こくん、てだけ。
小さく頷けば。
困ったように笑いながら。
ハイセがまた、キスをくれた。

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