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ネジを弛めたサドルに跨がる瞬間【弱虫ペダル】

第6章 目眩くセカイ【荒北*裏】


でもまぁ見えないみたいだし、仕方ないと力を抜く。膝に置かれた手が脚を開くと同時に膝に唇を這わせた。長い舌が内腿を辿るように舐め上げていくと、性感帯ではないのに思わず吐息が漏れる。

「あー、見てェ」
「だっめっ…」
「見ねェよ」

脚の付け根に辿り着くのと同時に脚をなぞってきた手がソコに触れた。見えていないからか、探るような動作が焦れったくてお腹が疼く。指で割れ目を開かれると見られてもいないのに恥ずかしさがこみ上げてきた。

「いい匂いじゃねーの」
「やめ…て…」
「興奮してんの?」
「ちがっ…ひぁっ!」

突然舐め上げられて、咄嗟に靖友の頭を掴んだ。けれど今までとは違う感覚に興奮してないとも言い切れない。見下ろせば、視界を奪われた靖友に舐める事を強要しているようにも見えて、いつもの主従関係が逆転したような、そんな気にさせられる。この視界そのものが快楽だ。

「あっ…んんっ…そこ、だめっ…あぁっ」

中にヌルッとした感覚。押し広げられて、入口をなぞるようにされる。
そして割れ目をなぞって突起に触れるとピクリと脚が反応した。それに気付いた靖友は、突起を押し潰すように攻めた。

「あぁっ!!やっ、それだめっ!ふぁぁっ」

時折歯を立てて軽く挟まれるともう声にもならない。溢れだした蜜がお尻に垂れていくのがわかる。今まで頑なに断ってきたのに、こうもあっさり呑まれてしまうのか。
中に指が入り激しくかき混ぜられる。同時に突起を吸いあげられてもう何がなんだかわからない。引き離したくて置かれた手もいつしか押さえつけている気がする。絶頂ももうすぐだ。

「やぁぁっ!あぁっ」
「なァ、きもちいだろ?」
「しゃべ、んなっいあぁっ」
「きもちいいって言えよ」
「ふぁっ!!き、きもちいいっ!!いいのぉっ」
「エロっ」
「あぁっイッちゃっ、やすっ…イッちゃうっ…あぁぁっ!!」

グリグリ押し潰された後、今度は少し強く噛まれて、ピクピクとお尻が跳ねる。頭の中は真っ白だ。これは演技でもなんでもなく、本当にイッてしまった。なのに靖友の舌はまだ突起を攻め続ける。

「あぁんっやだぁっ!靖友っ!」
「また演技かもしれねーしよ」
「ちがっ!!もう、ほんと、無理っ、あぁぁっ」



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