第15章 キャンプファイヤー
内臓を取り出したイノシシさんは、
皮を剥いで焼き始めました。
木霊
「あとどれくらい—?」
私達3人は横並びに座り、
燃えるお母さんとイノシシを見つめています。
墨
「あと3時間くらいかな?
キミのお母さんが消し炭になる頃が
頃合いさ💚」
木霊
「え—!
お母さん消し炭になるまでそんなにかかるの—?」
「(^_^;)」
(結構かかるのね。)
"パチンッ🔥"
炎の灯りで3人の顔が明るく照らし出され
誰もがリラックスをしている表情です。
焚き火にはリラクゼーションの効果があると聞きますが
本当だと思います。
墨
「ねえ、」
「ん?」
墨
「ちょっと聞いて良い?」
「うん。」