第15章 キャンプファイヤー
墨
「黄金虫はケヤキの木に集まる習性があるんだよ。
それを知っているだけで、
銀色の黄金虫を見つけるなんて楽だね💚
これこそまさに一網打尽💚殺っちゃおっ。」
"バシッ!バシッ!!バシッ!!"
墨くんはそう言うと、
逃げ惑う黄金虫を数匹を
何処からか出現させた鞭で
的確に叩き落とし殺してしまいました。
「そんな事したら…💦
私達…黄金虫を渡しちゃったから…
今いないんだよ(´;Д;`)!?」
墨
「そう思うでしょ?
じゃーん✨ちゃんと僕達の分は確保してる💚」
墨くんは得意気に銀色の黄金虫を私に見せてくれました。
「ほんとだ!よかったぁ…(*´꒳`*)ホッ…
じゃない!!
それもそうだけど、まだ見つけてない人がいるよ💦」
墨
「なに甘なこと言ってんのさ( ᯣ _ ᯣ )
ゲームクリアする為には必要悪だよ。
でも可哀想だよね💚10日後まで
いないいないって探し続けるなんて💚まっ。」
「(΄◉◞౪◟◉`)」
やっぱり墨くんは……怖い……
敵に回しちゃダメな存在です。
墨
「さて!!害虫も居なくなったし、
イノシシ焼こう!!」
(そう言えば…まだ明るい……)
「っ!!いつの間に!!?」
辺りはすっかり暗くなっていました。