第9章 秒
「墨くん…3つの探し物は、
銀色の黄金虫と山姥の爪と山マグロ?だけど
こんな広大な森の中から探すのって大変だよね?💦
しかも全部見たことも聞いた事も無いんだけど
どうやって探そっか(^_^;)」
数メートル先を歩く墨くんに質問してみました。
墨
「だいじょ—ぶ。
銀色の黄金虫はね……ほらっ、いた💚」
「えっ!?」
杉によく似た大木の上部の枝に
銀色の何かが止まっているのを墨くんが見つけました。
(ほんとうだ!
自然界では不自然な銀色の黄金虫!!)
墨
「、木登りできる?」
墨くんは大木の幹に手を当てながら私に聞いてきました。
「全然むり(๑•̀ㅁ•́๑; ) かも」
墨
「は( ᯣ _ ᯣ )?言葉おかしくない?
…まっ、いいけど。
本心はちゃんに
登って欲しかったんだけど仕方がないね、
僕が行くよ。」
「ごめんね(人・∀・; )高所恐怖症で……」