第1章 はじまり
「こんばんは、お疲れ様です」
「さっきぶりだね、お疲れ」
狐の仮面をつけたその人は遠くから見ても先程会ったカカシさんだとわかった
(本当にスタイルがいいというか…オーラが違うなぁ)
「…またオレに何かついてる?」
「えっ!あっ…すみません!」
「ははっ、冗談だよ。改めてよろしくね。あともう1人来るはずだから、もうちょっと見てていいよ。」
「か、勘弁してください…」
仮面の下でまた頬が熱くなるのを感じる
完全にカカシさんのペースに飲み込まれてしまっている
(足を引っ張らないように頑張らないと…)
程なくしてすぐにメンバーは集まった