第2章 生きる為に背負う者
「で、テンゾウはオレたちに何の用なの?これからオレ達は任務なんだけど」
「あ、そのことなんですが…急遽別件でカカシ先輩のチームから3人他の任務に行ったんです。それで僕が代わりにサポートに回れと三代目から先ほど連絡が来まして…
「テンゾウも一緒なの!?わぁ!久々に任務一緒なの嬉しいよ!よろしくね!」
なんでそんなには嬉しそうなんだ
そもそもテンゾウがいなくてもオレ1人では守れる…
ーーーーバチバチバチバチ
「わーーーー!だから何でカカシ先輩さっきからバチバチやってるんですか!怖いから!怖いですって!」
「カカシさん、なんとか人手が見つかってよかったですね」
呑気には笑っている
「さん。」
「えっ?」
「何でオレだけさん付けなの。」
「「ええっ?!」」
「ちょっとカカシ先輩、そんなことでさっきから雷バチバチだったんですか?勘弁してくださいよ…」
「カカシさんを呼び捨てなんて、そんな失礼なことできないです」
「それはちょっと待って、。僕は呼び捨てでもいいみたいな言い方やめてくれるかい?」
ーーーーバチバチバチバチ
「おわぁぁぁ!と、とりあえずはカカシ先輩の名前を呼んで!じゃなきゃターゲットより先に僕がやられるよ!」
「えっえっ、そんな、えぇ!…かっ、カカシ……さん…む、無理だって…」
「何でオレだけ敬語でオレだけさん付けなの、気に食わない」
「カカシさん、変なところこだわるんですね。ふふっ…」
は何もわかっていない。
正直今のオレにとってこれは任務より大事な問題だ。
「…呼び捨てじゃないと任務終わりのご飯はなしね」
「ええっ!ひどい!そんなぁ…楽しみにしてたんですよ…」