第1章 はじまり
店主と話終わるとがこちらを向いて驚いていた
「私と一緒でよかったんですか?」
「えっ?うん。どれもオレの好きな具と一緒だったからさ」
「えぇ!そうなんだ。ふふ、なんだか嬉しいです。」
目の前に良い香りと共に湯気が見えるとあっという間におでんが机に置かれた
「美味しそう!いただきます。………ホハッふっ…あ、あつっ!あ、でも、おいひぃ…ふっ」
大好物だという卵を一気に頬張りは熱さと戦っていた
「せっかちだね〜卵は冷めてきてからも結構美味しいんだよ。割ってから食べるとつゆを吸って黄身も柔らかくなってさ。」
「ふっ、ふぅ…。熱いまま食べるのもすごく美味しいんですっ!」
「そっかそっか。」
オレは細かく箸で割った卵に息を吹きかける
「。」
「はい?」
「ほら。口開けて」
「えっええっ!?」
半ば無理やり卵をの口に運ぶ
「わっ、美味しい…」
口を手で押さえながら彼女はまた目を輝かせていた
「でしょ?」
「…って、えっ!ちょっとカカシさん!今のはその、ちょっと…」
「ははっ嬢ちゃん達お熱いねぇ〜」
あたふたしているを見ながら店主が笑いかける
確かに、今のはすごく恥ずかしかった気がする。
(オレ、どうしちまったんだ?)
「いや、私達はそういうのじゃなくって!」
必死に弁解をするを見ながらなんだかまんざらでもない気持ちになりつつ店主との会話を聞いていた