第5章 朝食
五条
「...ッ...」
呼びかけに気づいてくださり、
悟さんはゆっくり目を開けられました。
「勝手に入ってきてしまってごめんね。
1時間も経っているのに戻って来なかったから心配で...
悟さんだいぶ疲れているみたいだし
私のことは構わずベッドで休んだ方が...」
五条
「...それよりさ食べてくれた?」
"ザバッ"
浴槽の縁に上半身を預ける体勢になった悟さん。
「え?あっ...
うん!量が量だから全部はちょっと...σ(^_^;)💦
でもひと通りは食べたよ(๑>◡<๑)」
五条
「何が1番美味しかった?」
「それはねすぐ答えられるよ✨
薬膳スープが1番美味しかったから(*´∀`人*)」
五条
「フッ...嬉しいこと言ってくれるねぇ。
実はさ僕が作った料理はたった一品...
その薬膳スープだったからね。」
「え?」
五条
「やっぱり僕達は相性が抜群に良いね。
心配して損したーー」
「(。・ω・。)?」
五条
「ちゃんさ、
僕が出たら次風呂入りなよ
夜勤明けでまだ風呂に入ってないっしょ?」
「う、うん...(・_・;」
(高専に戻ってから本当は入りたいけど...
拒否権なんてないわよね...)
五条
「さあ出て出て、僕が出られないでしょ?
あ、それとも僕と一緒に入りたい感じ?」
「えっ/////
お、お、お邪魔しました💦💦」
私は慌てて浴室から出ました。