第29章 変化
テラスにやってくると、
海の方を眺めながら
守を抱っこしている頭花さんがいました。
「頭花さん、どうされました?」
頭花
「おっ!来たか!
ほれ見てみ?」
頭花さんはビーチを指さされました。
(ビーチ?)
言われるがまま見てみると
「わぁ〜、楽しそうですね!」
ビーチでピクニックをしている
老若男女...の団体様がいらっしゃいました。
頭花
「楽しそうじゃん!!
俺と守とお前でピクニックしよーや!」
(あっ、さりげなく星野さんを外したなー)
「星野さんと守と頭花さんと私でピクニックしたら
楽しそうですね!しましょうよ!
お弁当は任せて下さい!」
頭花
「えー、クソ野郎も来るのかよ...」
「ちょっとー!
守の前で汚い言葉はやめてくださいってば!」
守
「(。・ω・。)」
頭花
「言葉なんてまだわかんねぇーよ!
まっ、星野にも聞いとけよ?
そんじゃあと3分で時間だから帰るわ。
守ー、また明日な!」
「お伝えしておきます!
気をつけて帰って下さいね(*´ω`*)」
頭花さんはそれだけを言うと、
私に守を渡すとご実家に帰られました。
星野さんが頭花さん限定で
"我が家に17時以降の出入り禁止"
と決めたので頭花さんは素直に従っています。
(なんだかんだ言って星野さんの事、
少しは認められるようになってきたのかしら...
2人とも仲良くなってくれれば良いなぁ)
守
「(´;Д;`)ふぇーん!」
「あら(・Д・)おっぱいは
さっき飲んだばかりよね💦
どうしちゃったの?よしよしよし...」