第25章 偽家族物語〜母想いの男〜
頭花
「...5kg....
5kgまた太ったらしくてさ、
昨日の晩...
すっげー泣きながら体重計に殴り入れて
アンタ嘘ついてるね!って叫んでたんだよ...
俺、なんて声かけて良いか分からなかったよ。」
「(´・ω・`)」
頭花
「情け無いけど俺は...
見るに耐えない母ちゃんを見てられなくて
自室に避難したら...」
「(´・ω・`)」
頭花
「さっき守を抱っこしてた四女がいたろ?
アイツが俺の部屋に来てさ...
どうも母ちゃんは油料理しかスキルがなくて
ダイエット出来てないって教えてくれたんだわ。」
「(´・ω・`)」
頭花
「で、俺は考えたわけよ。
スタイルの良い女が俺の嫁になってくれたら
母ちゃんにヘルシー料理作ってくれて
痩せるんじゃないかって!!
で、ブラブラ女漁りしてたら五条さん見つけて、
"あー!良い!!!あー良いよ!!"ってなって
嫁に仕立て上げたってわけ。
母ちゃんさ、20年前の自分に戻って
父ちゃんとデートしたいんだってよ。
くだらない夢かもしれんが俺は応援してやりてぇーわけ。
...五条さん!頼む!!
母ちゃんが20年前のスタイルになるまで、
俺の嫁として料理を作ってくれねぇーか!?」