第24章 偽家族物語〜私は貴方の嫁じゃない〜
それからしばらく頭花さんは
悟さんの写真を眺めておりましたが、
ついに飽きたのでしょうか...
写真を私に返してくれました。
頭花
「守ってさ旦那の遺伝100%じゃね?
やっぱお前に似てねぇーわ。」
カツ丼をを一気に頬張った頭花さんは、
今度はアメリカンドッグを頬張りながら
失礼な事を平気で言ってきましたが...
なんだか必死に私を励まそうとしているように見えて
私は...頭花さんに感謝のような気持ちが
込み上げてきたのです。
最強な悟さんが死ぬわけない...
ずっと頑なに認められなかったことが
少しだけ...受け入れられたからです。
「...でもそれでも良いのかも(*´ω`*)
悟さんはグッドルッキングガイだから。」
頭花
「グッドルッキングガイってウケるな(≧∀≦)」
私も梅オニギリを頬張ります。
(すっぱい...)