第23章 命名
沖縄に着いた私は、
冥冥さんとお別れをし...
沖縄市役所へ向かいました。
まだ提出出来なかった出生届を提出する為です。
(悟さんに子供の名前を聞いておけば良かったわ💦
私のセンスで良いのかしら...?
でも提出しないわけにはいかないから...)
「チビちゃん、お名前どうしよっか(´・ω・`)」
息子
「(。・ω・。)あぅ...」
チビちゃんは青い空が眩しいのか、
目を細めている。
「........」
(そうよ...
この子は五条家の血を受け継ぐ子だけれど
その前に1人の人間で私の息子...
私が愛情を沢山詰め込んだ名前をつけてあげれば
それだけで良いのよね!!)
「チビちゃん!
あなたのお父さんは...
とっても素敵な人よ。
あなたにもそんな風に育って欲しい。」
息子
「(。・ω・。)」
「でもね、お母さんは思うの。
立派になるよりずっと
大切な事があるんじゃないかって...
ほら...見て。沢山の人が楽しそうに歩いているでしょ?」
私はチビちゃんに、
周りの歩いている人達を見せてあげる。
「あなたがもし、
お父さんのように人には無い能力があるなら
あなたの視界に入る人だけでも守って欲しい...
そしてあなたはあなたを守るのよ。
自分が幸せじゃなきゃ、
誰かを守るなんて出来ないんだから(*´ω`*)」
"プヨッ"
私はたぷたぷの息子の頬を突っつくと、
頬擦りをする。
「だから守(まもる)...今日からあなたは守よ。」
悟さんが戦闘に特化した呪術師なら
守は守備に特化した呪術師になって欲しいと言う
願いもあったりします。